東京は晴れの日が続いています。
私の大好きな青空が広がっていて、寒さも気持ちを引き締めてくれています。

12/9、根本カウンセラーの東京ワークショップ(お金と豊かさの心理学)にお越しいただいたみなさま、
ありがとうございました。
諭吉さん(福沢諭吉/1万円札ですね)へのラブレターを書いたり、愛情表現をしたりと楽しい講座でしたね。
みなさんが、キャーキャー言い、笑いながら実習をしている姿が印象的でした。
もっと諭吉さんと仲良くなって、どんどん豊かさを身近に感じていただけたらと思います。
本当にご参加いただき、ありがとうございました。


さて、今日はバスの中でのお話です。
私は最寄り駅までバスを使うのですが、先日こんな光景を目にしました。

この地域は昔からの住宅地で、けっこうお年寄りの方が多いです。
平日の昼間にバスに乗ったりすると、ほとんどが高齢者の方で70代、80代くらいに思います。

その日、私は少し気分が落ち込んでいて、ボーっとした状態でバスの後ろのほうに座っていました。
あるコミュニティセンターのような施設があるバス停で乗客を乗せるためにバスが停まりました。
いつもなら必ず誰かが降りるバス亭なんですが、「めずらしく今日は誰も降りないんだなあ」と思っていました。

そんなことを思っていると、腰の曲がった80代くらいのおばあちゃんが降りようとしてドアの前に立っていました。
だけど、誰もベルを押していないので運転手さんは気づきません。
おばあちゃんはドアの前で立ったまま、開かないドアの前でだんだん不安そうになっていました。
降りなきゃ、と思っても大きな声も出ないようでした。

すると近くに立っていたサラリーマン風の男性が、見かねて「降りるそうですよ」と運転手さんに声をかけました。
すぐにドアは開き、おばあちゃんはホッとしたように降りていかれました。

それを見ながら、「ああ、なんて温かい光景なんだろう。 親切な人がいるんだなあ。」なんて思いながら、
ちょっとウルッとしてしまいました。
そして見ている私を優しい気持ちにしてくれ、ちょっぴり元気を与えてくれました。


あなたにとって何気ない、ごく自然で当たり前のようにしている振る舞いや行為、さり気ない行動も、
きっと誰かを優しい気持ちにしたり、勇気を与えたり、元気を与えているんだと思います。
自分の気づかぬところで、誰かを温かい気持ちで包んでいたり、助けていたりするんでしょうね。


今日も心穏やかで素敵な1日になりますように